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MACHA（マチャ） |
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| MACHA（ファースト・アルバム） | ||
| 全11曲／計54：35（+ ボーナスCD 計69：39） | ||
| バッドニュース BNCP-53 | ||
| 2,400円（2001/03/23発売） | ||
| ［アメリカ］1998年作 | ||
| ガムラン音楽を融合させたオルタナ・ロックの傑作！ | ||
| オフィシャルHP＜http://www.jetsetrecords.com/＞ |
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MACHA（マチャ） |
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| MACHA（ファースト・アルバム） | ||
| 全11曲／計54：35（+ ボーナスCD 計69：39） | ||
| バッドニュース BNCP-53 | ||
| 2,400円（2001/03/23発売） | ||
| ［アメリカ］1998年作 | ||
| ガムラン音楽を融合させたオルタナ・ロックの傑作！ | ||
| オフィシャルHP＜http://www.jetsetrecords.com/＞ |
これまたミョーチキリンなのが出てきたなぁ。アメリカはジョージア州アセンズで活動しているというが、元々はテキサスから流れてきたというヤカラ。中心人物であるマッケイ兄弟がインドネシア旅行でスマトラ、ジャワ、バリなどの島を巡るうちに、ガムランなどの民族音楽に触発されたという。本作は1998年のデビュー作ですが、どうしてどうして恐るべきパワーと妙味を持ったアルバムなのだ。なんてったって帯のコピーが高飛車だぞ！ 「この音を聴かないあなたは新しい音楽が理解できない」……だと。
扱っている楽器もユニークでヴィブラフォンはもちろんのこと、ジャワのシタール、スマトラ・ゴングやショームといった木管楽器など多種多様の打楽器類、ファン・マシーンなる訳分からんものまでなんでもござれだ。基本的には最近のいわゆるオルタナティヴなサウンドですが、8分の曲があるかと思えば、30秒の小曲があったりと飽きさせない。
オープニングの[01]の美しい旋律に心踊らされる。今どきはシンセでやってしまいそうなものを、弦楽器で緻密なアレンジを施しています。展開にはそれほどのドラマ性は無いけど、ハートはがっちりキャッチされたぞぉ。それにしても全編通して聞こえるオルガンのような音はテープ・ループなんだろか。ムーグを使っている曲もあるんだけど。[03]は終盤に来る怒濤のパーカッションがアドレナリンを噴出させてくれます。ガムランを吸収しているだけあって、パーカッションのプレイがとてもイイ。弦楽器も冴えてる。[08]はちょっとナショナル・ヘルスを思い起こさせる(?)穏やかな曲で、[09]と[11]が80年代イギリスのグラム系ロックのようなノリだ。なんかNHK-FMの懐かしの名番組クロスオーバー・イレブンを聴いているみたいだなぁ。思い出すなぁ。“モヤシ君”元気かなぁ。
[10]の聴かせ方なんか半端じゃありません。トータスの曲の中で最も愛すべき［ガメラ］のような展開。鳥肌立てて……よくぞ、よくぞここまで……昇天しそう。いやぁ〜おどろきました。ホントすんばらしいアルバムです。是非ともご一聴をオススメします。